スポット1位は「富士山」! 都道府県1位は「北海道」 訪日タイ人の人気観光地ランキング2023 を発表

2023年12月21日
  • 観光スポット 「富士山」「白川郷」「TDR」「USJ」「河口湖」定番5スポットに「上高地」が肉薄6位に!
  • 観光地名 1位「大阪」2位「京都」3位「富士山」。3強に迫った4位「福岡」
  • 都道府県 「北海道」が2年連続で1位!「大阪」「長野」「福岡」等がランクアップ!

 

 タイ人向け日本旅行情報Webメディア「Chill Chill Japan(チルチルジャパン)」を運営し、自治体や企業に訪日タイ人向けプロモーションを提供する株式会社アジア・インタラクション・サポート (愛知県名古屋市、代表取締役:青木達夫) は、日本に関心のあるタイ人に「タイ人の訪日旅行に関する意向調査」を実施しました。今回「訪日タイ人の人気観光地ランキング2023」を発表します。

 この調査は毎年実施し、今回が6回目の発表となります。調査はインターネット上で実施し、約30の設問に対し1,973名のタイ人の有効回答を得ています。今回の結果からは、コロナ禍を越えた後もタイ人が日本に対して変わらず強い関心を持ち続けていること、新たなスポットや観光地を敏感に発見し、実際の旅行先として興味を持っていることが明らかになりました。

 

タイ人に人気の観光スポットランキング

6年連続1位は「富士山」!人気上位5スポットに迫った「上高地」が6位に!

 

 1位は6年連続で「富士山」が獲得。以下2位「白川郷」3位「TDR」4位「USJ」5位「河口湖」と調査開始以来定番の5スポットが上位を占める結果となりました。そうした中で「上高地」が昨年の9位から大きく票を伸ばし6位にランクアップし5位に迫る勢いでした。また「那智の滝」「別府温泉」「国営ひたち海浜公園」「八方池」なども人気を上昇させています。「東京タワー」「姫路城」「銀山温泉」は昨年より順位を落としたもののコロナ前と比べ格段に人気が上昇しています。その他では、オープンしたばかりの「ジブリパーク」が36位へ、「メイキング・オブ・ハリーポッター」が63位等、タイ人の日本の観光スポットへの敏感な関心の高さが見てとれる結果となっています。また、1位を維持した「富士山」ですが、その得票シェアは落とす結果となっています。

<Chill Chill Japan 編集部 のコメント>
 6年連続で1位を獲得した「富士山」。日本の象徴として、世界中の人が日本のイメージとして想起される場所ですが、これはタイ人にとっても同じです。日本に来るのなら、一度は行ってみたい場所として、誰もが考える場所となっております。また、富士山周辺は広域に観光地が広がっており、一度だけでなく、何度か訪問する旅行者も大勢いると思われます。
 6位にランクアップした「上高地」は、元々タイ人旅行者にも人気の観光地でした。しかし、コロナ禍前と比較して、Google検索数の増加がみられます。特に、このアンケートを実施した直後から、検索数が大幅に増加し、その傾向は依然として続いています。次回のランキングではトップ5入りする可能性もあります。

 

タイ人に人気の観光地名ランキング

1位「大阪」復活、2位に「京都」!「富士山」は3位。「福岡」急上昇!

 人気の観光地名では「大阪」が1位に、「京都」が2位に返り咲きました。昨年1位の「富士山」は得票率を落としたため観光地名では3位にランクダウン。これまで8位近辺が定位置だった「福岡」が驚きの人気激増で4位に!特に人気のスポットができた訳でもなく、「福岡」が指名されています。この一つの要因としてバンコクと日本の航空路線の中でいち早くバンコクー福岡便の直行便が復活したことに加え、LCCなども復活、大々的なキャンペーンが行われたことが挙げられます。この他人気が上昇した観光地名としては10位「上高地」(前年23位、コロナ前20位)、12位「奈良」(前年18位)、15位「青森」(前年28位、コロナ前30位)、17位「姫路」(コロナ前34位)、26位「富良野」(コロナ前46位)、27位「静岡」(前年41位、コロナ前43位)、35位「熊野/那智」(前年43位、コロナ前75位)、37位「別府」(前年41位、コロナ前75位)等が挙げられます。

<Chill Chill Japan 編集部 のコメント>
 4位にランクインした「福岡」は、コロナ禍前と比べてタイからの訪問者が大幅に増加しました。この増加の理由は前述の通りですが、最近の傾向として、「東京」「大阪」「北海道」への航空券と「福岡」行きの航空券の価格差がコロナ明け直後と比較してかなり緩和されています。そのため、今後「福岡」がランキングでどれだけ上位をキープできるかが注目されています。

 

タイ人に人気の都道府県ランキング

都道府県ランキングでは「北海道」が2年連続で1位を獲得

 「北海道」は2年連続で1位となりました。「東京」は今年も2位に留まりました。3位には「大阪」が返り咲きましたが、コロナ前に1位だったこともありさらに上昇もあり得るところです。4位には富士山をもつ「山梨」、5位に「京都」と続きました。昨年から上昇が目立った都道府県としては7位「長野」、9位「福岡」、13位「宮城」、16位「富山」、17位「栃木」「奈良」、19位「青森」等が挙げられます。

<Chill Chill Japan 編集部 のコメント>
 スポットランキングで「上高地」などが順位を上げたことにより、「長野」が都道府県ランキングでも順位を上げ、「福岡」が地名ランキングと共に都道府県ランキングでも順位を上げました。昨年と比較するとほぼ横ばいになっておりますが、コロナ前と比較すると実は「兵庫」のランキングが7位ほど上がっています。Google検索ボリュームを見ると、「城崎温泉」関連の検索数が年々上がっており、県内スポットの人気上昇が背景にありそうです。

 

【調査概要】
・調査方法:インターネットアンケート調査
・調査期間:2023年4月3日~2023年4月21日
・調査対象者:タイ人(日本旅行に関心を持つ)
・有効回答者数:1,973人

【人気観光地の調査・集計の方法】
・質問項目:「今行ってみたい日本の観光地・施設はどこですか?」
・回答は記述式のフリーアンサーで5つまで答えることが可能 (それぞれが1票)
・回答の集計は、タイ語を、類推で日本の地名・スポット名に変えることなくそのまま日本語に翻訳
し、翻訳された日本語に関しては、明らかに同一地名もしくは同一施設と考えられるもののみ統一し
て集計。スポットで所在地がはっきりしている場所は、観光地名・都道府県等の集計にそのまま加算
している。

 

Chill Chill Japan (チルチルジャパン)に関して

 Chill Chill Japanはタイ人に向けて日本旅行情報を発信するWebメディアです。タイ人が日本旅行をする際に参考となる観光地情報やショッピングやグルメ情報など様々な情報を提供しています。2015年12月の サイト開設から1年10ヶ月の短期間で月間110万PVを突破し、月間150万PV、ユニークユーザー65万人を記録し、タイ人向け日本旅行情報WebメディアでNo.1と評価されるようになりました。
▶︎Chill Chill Japan 公式Webサイト https://chillchilljapan.com/
▶︎Chill Chill Japan 公式facebookページ https://www.facebook.com/chillchilljapan/
▶︎Chill Chill Japan の詳細(日本語)  https://exptours.net/column/chillchilljapan/

 

 

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