特集「もうすぐ4月!タイ人が桜以外に興味をもつ日本の花は?」

2022年04月15日

4月と言えば桜です。この時期は全国各地の観光地がタイにむけて桜の情報を発信しています。しかし、桜以外にタイのみなさんが興味をもつ日本の花を皆さんはご存知でしょうか!?春先の観光PRに少しでもお役に立てればという想いを込め、今回特集としてまとめました。

日本のお花コンテンツ。桜の次に来るのは。

春がきました。この時期、日本全国で桜が開花して春を告げ始めます。タイ人の多くの観光客も4月連休(タイ正月)が旅行ピークとなる為、桜を目指して訪日します。「花をめでる」気持ちがタイの方にもあるのだと思います。さて、それ以外の「花」は、どんなものがタイ人に受けるのでしょうか。まずは、北海道の「ラベンダー」。夏の時期の一面を埋め尽くす景色は、タイでも有名です。次に「藤の花」。藤棚で有名な観光施設は、有名撮影スポットになりました。それ以外にも、「芝さくら」「ネモフィラ」「コスモス」など聞こえてきます。ダイナミックな規模と景色のインパクトがタイ人にとっては重要とのことです。

データでみるタイ人に人気の花スポット

昨年、当社では日本好きタイ人2,300名を対象に「いま行ってみたい日本の観光スポット」についてアンケート調査をしました。その調査データから、桜スポット以外で得票が多かった日本の花スポットを抜粋したので、ここでご紹介します。特に、視界の全てが花で埋め尽くされるようなスケール感のあるスポットがランクインしています。
※各スポットの横に表記された順位は、同調査で得票された観光スポットをエリア別に集計した際の順位です。

ファーム冨田(7月ラベンダー)/北海道エリア1位

国営ひたち海浜公園(4~5月ネモフィラ・9月~10月コキア)/関東エリア5位

花夢の里(4月~5月芝桜)/中国・四国エリア8位

とっとり花回廊(4月チューリップ・9月~10月サルビア)/中国・四国エリア9位

河内藤園(4月~5月藤の花)/九州・沖縄エリア2位

これらの他に、一面に広がる黄色い菜の花を楽しめる千葉県のマザー牧場、多くのチューリップや藤の花が観られる栃木県の足利フラワーパーク、かわいらしい濃いピンクの梅の花が咲き乱れる京都府の梅小路公園などの得票もありました。定番の桜だけではなく、ローカルな花スポットの認知も少しずつタイ人に広まっているようです。

日本の花で何が好き!?タイ人3名にグループインタビューを実施

当社バンコクデスクに在籍するタイ人スタッフ3名に、それぞれのお花における認知度、興味度、訪問意欲などについてグループインタビューを実施しました。その結果をまとめたのが次の表で、興味度や訪問意欲が高かったものから順に上から並べています。

この結果はあくまで3名の個人見解によるものですが、このインタビューを通じて得た考察を3つシェアさせてもらいます。1つ目は、タイ人に知られていない日本の花はどうやらまだまだありそうだということです。日本の仕事に関わる3名でも、芝桜については2人が存在を知らず、ネモフィラや菜の花については3名とも知らないという結果でした。たしかに、タイで有名な花を5つ答えてください、と言われてもタイが好きな日本人でも答えるのが難しそうです。2つ目は、写真の重要性です。今回インタビューをする際、それぞれの花スポットのイメージ写真を3名には見せていますが、その写真の質によって興味度が大きく異なったように思えます。例えば、前述したデータでは藤の花やネモフィラが観られるスポットのニーズはありそうでしたが、見せた写真がイマイチだったのか、今回の3名にはあまり興味を持たれませんでした。実際は観る価値があるスポットでも、写真次第で訪問意欲を損なってしまうかもしれないので、情報発信の際には注意が必要です。3つ目は、タイ国内の花スポットを理解しておくことの必要性です。例えば、チューリップはタイにもありますが、北海道のかみゆうべつチューリップ農園のようなタイでも見られない絶景がそこにあれば訪問意欲が高まり、逆にタイのサラブリ―にあるヒマワリ畑を超えられる絶景感や写真映え感がないと訪問意欲は高まらない様子が今回伺えました。これら3つのポイントを押さえながら、地域の花スポットをタイにむけて発信していくとより効果的なPRに繋がると思われます。

弊社では、有効な情報発信やPRに繋げるための、タイ現地デスクや膨大なタイ人ネットワークを活用した外国人人向け調査やオンラインインタビューなどを得意としています。今回のお花特集では簡易なインタビュー調査ではありましたが、より精度が高い調査と発信を組み合わせた費用対効果の高いプロモーションをご提案することができますので、自治体様や代理店様などぜひお気軽にご相談を頂ければと思います。